エースとルフィはガープによって人物が入れ替わった【ワンピース037】

母のルージュと祖父のガープによって、ルフィは赤子狩りと、ロジャーの息子としての処刑を回避した。
ルージュは自分の寿命を60年削って赤子に60週間の寿命を与える事で、20ヶ月、腹にかくまった
つまり、寿命を操作する能力者。
ルージュの出産と息子のエピソードはドラマティックに演出されている。
妊娠した母親は、通常は9ヶ月ちょっとで出産するというのに、20ヶ月も赤子を抱えていたのだ。

ワンピースの世界でも、赤子を20ヶ月も抱えることは不可能だ。
根拠としては、もし可能ならば海軍は捜索を打ち切らずに続けることになる。
打ち切った以上は、ワンピースの世界でも、母体が胎児を20ヶ月も抱えることはできない。

つまり、悪魔の実の能力で、ルージュは胎児を腹に抱えていた。

悪魔の実を口にしたルージュだが、能力を使いこなせず、自分の寿命を大きく分け与えることで、ルフィに長く赤子期間を続けさせたといえる。寿命を提供したと解釈できる。

年齢操作の能力を持つキャラクターと言えば、ジュエリー・ボニー。
ボニーというジェリー・ビーンズ(豆状のゼリー菓子)があるので、ボニーはビッグマムの娘となる。娘である根拠は10以上あるので、既出ムービーで確認してもらいたい。(最近のムービーではその根拠を毎回語っているので、今回は省略)

ボニーの年齢操作能力は、実は年齢を操作する能力と言うより、年齢を移し替える能力だ。誰かを若返らせる代わりに、誰かを年寄りにする。言い換えると、寿命を移動させる能力だ。

ボニーは寿命を等価交換(ある人を30歳若返らせて、別の人を30歳年寄りにする)と使いこなしているが、ルージュの適性では自分の寿命を60年使って、60週間の寿命を赤子に与えることになった。60週間というのは1年2ヶ月で、本来のおなかにいる期間と合わせると、ほぼ20ヶ月。

寿命を移動させる能力、年齢を交換する能力と言える。
ルージュの能力が寿命を移動させる能力だと把握し、改めて出産のドラマを考えてみよう。

ルージュの息子はロジャーの息子だからこそ、赤子狩りの対象になっている。
母親は自分の寿命を大きく渡し、赤子狩りから自分の息子を守った。
こんなドラマを脇役のエースが抱えていていいのだろうか?

主人公にこそ、もっと凄いドラマを埋め込むべきではないだろうか?
実は既に作者が描いている範囲で、エースよりも凄いドラマをルフィに設定できる。

ルフィは母親のルージュによって20ヶ月間、腹の中で守られる。母親の60年の寿命によって、60週間、成長を遅らせたのだ。そして、ルージュの父であり、ルフィの祖父であるガープによって、同じく孫であるエースと人物をチェンジされた。

つまり、祖父によっても、ルフィは命を守られることになったのだ。もしかしたら訪れるかも知れない「ロジャーの息子としての処刑」から回避させるために。

こう考える事で、ルフィには、エースよりも格上のドラマが設定できるのだ。
母のルージュによって母体に守られ、祖父ガープによって、更にルフィは命を繋いだ。ルフィは赤子狩りと、ロジャーの息子としての処刑を、家族によって回避したという凄いドラマになってゆく。まさしく主人公にふさわしい展開だ。

エースもガープの孫だ。赤犬に殺されそうになったエースを救いにガープは飛び出そうとしたり、エースの死後、ダダンによって「家族よりも任務か」と怒られる。アニメではサボがガープを「エースとルフィの爺ちゃん」と呼ぶ。

当チャンネル管理人には、エースの登場には非常に違和感があった。ルフィとは体格が違い、目の形が似ておらず、顔にもソバカスという似ても似つかぬ容姿。また、登場したはいいが、ルフィにビブルカードを渡して挨拶だけで去ってゆく。(18巻・157話)

まるで、「兄がいますよ、あんま似てねぇけど、現実にもあるでしょ」という印象を読者に与えるためだけの登場だった。また、海賊王ロジャーとは血縁のはずのルフィに、エースという兄がいると、ルフィの価値が半減するような気がしたからだ。

エースの本当の母親については、既出ムービーで証拠をたんまり味わってもらいたい。ここでは人物だけ記すと、エースの母親はジュエリー・ボニーとなる。また、父親はドラゴンだ。エースとドラゴンの顔を見比べてもらいたい。特にエースとスモーカーが会話するシーンだ。元々は父息子という設定だし、似ていることが判明する。

そして、ボニーとルージュは、姉妹でガープの娘達。エースとルフィはイトコ同士なのだ。
この話も実施済みなので、当チャンネル既出ムービーをどうぞ。

実はチャンネル管理人は金田一少年の事件簿も愛好しており、その物語の1つに、次のような人物入れ替え事件があった。

【飛騨からくり屋敷殺人事件】
母親は自分の息子を金持ち(名家)の跡取りにしたかったので、赤子の時に金持ち男の正妻の息子と自分の息子とを入れ替えた。
そして自分が息子として育てた偽の息子(正妻の息子)を殺害して、本来の自分の息子を名家の跡取りに誘導した。

即ち、生かしたい人物を、より生存が有利な立ち位置に誘導するトリックという概念がチャンネル管理人には強く染みついている。言い換えると、その程度のトリックが他の漫画にあったら見破れるのだ。

ワンピースに当てはめると、ロジャーから子供を託されたガープは、より生存確率の高い人物と入れ替えたのだ。主人公のルフィに対してならば、そんな優遇があってもおかしくない。入れ替え対象として、同時期に生まれたエースという孫が、格好のターゲットとなった。つまり、ルージュが生んで、エースという名前を付けたつもりの赤子は、ルフィとして育ったのだ。

そして、金田一少年の事件簿や名探偵コナンでは登場できないくらいバレバレの偽証する人間の態度で、「お前の父の名はドラゴンだ」と語った。
それによって登場人物のみならず、読者・視聴者までもが「ルフィの父はドラゴンというのが揺るぎない事実だ」と錯覚することになった。

人は嘘をつく時に目玉が向かって左上を向くという。また鼻の周辺が痒くなると言われている。
目が右を向き(向かって左を向き)、鼻が痒いのか、ほじっていた。(45巻・432話)
そしてわざわざ海軍の部下に聞かせる。
要するに、ルフィの父がドラゴンというのはガープの偽証であり、作者の表現・演出なのだ。

【追記】
エースが可哀想という意見が複数あるので、ガープ、ドラゴン、ボニーがどうして交換を実施したかを補足する。まず、追記がない状態では、ガープが独断で赤子を交換したように思えてしまうが、エースの父親のドラゴンによる要請があったと考えれば受け止めやすくなる。ドラゴンの正体はスコッパー・ギャバンという、ロジャー海賊団のナンバー3。(ネットの画像にサングラスのハゲ老人がギャバンだというガセがあるが、あの男は金獅子のシキ)


ギャバンにとっては、船長ロジャーの息子はどうしても生かしたい。そこで、妻ボニーとの間に生まれたソバカスの赤子エースを、ロジャーの子と交換するようガープに持ちかける。では、母のボニーはなぜ承諾したのたか?

ボニーは双子の姉妹のダダンと共に、ロジャーに加担した。ボニー達の母リンリンは、ロジャーに海賊王を先取りされてしまった。お仕置きでダダンとボニー、兄となる船大工デン(光月おでん)は寿命を奪われ老いた。18歳から赤犬とかペコムズと政略結婚させられ複数の子持ちだが、ピチピチに若くて美人だったボニーは老いた姿に。そこへ父ガープが、寿命を移動できる悪魔の実(ルージュの死で回収)を持ってきたらどうだろうか? あくまで赤子の交換。ソバカスの赤子はダダンに育ててもらい、将来は海兵だと説得されれば、ボニーはしぶしぶ受け入れた。

エースが可哀想で、そうあって欲しくないというブログ読者もいる。作者が「ロジャーの息子ルフィはエースという身代わりのお蔭で生きてます」という表現を実現できるならば、特に抵抗なく実施する事柄。というか、エースの登場時点で決めたことなので、変えるわけにはゆかない。更には、ルフィの父親がロジャーというのは、連載前に決まっていたこと。

「そうあって欲しくない」という意見にもフォローしたい。例えば、「赤子のルフィとエースを一緒に置いておいたら、騒動があって、偶然に入れ替わってしまった」のような物語を作者が作れば、O.K.なのだろうか? 偶然が真実ならば、ドラゴンもガープも悪くない。ボニーだけは後に入れ替わりに気づいたが、ガープに知らせることはできなかったとか。そんな物語ならば、可哀想という気持ちにはなりにくいが、ストーリー的に面白い訳がない。面白さや説得力を考えた時、やはりドラゴンとガープによる計画的な交換になる。言い換えると、赤子が入れ替わったこと。つまり、ルフィがロジャーの息子で、エースはドラゴンの息子だと認めるならば、当チャンネルとしては入れ替わりの経緯は問わない。ぜひ、「エースはロジャ
の子ではないけれど、特に可哀想じゃない考え方」を教えてもらいたい。「そうあって欲しくない」を理由に「エースはロジャーの子」というハズレの思考を持つことは、(当チャンネル愛好者には)避けてもらいたいわけだ。

動画へのリンク

コメント

  1. そうだとしたらエースの人生散々ですね。入れ替えなんかしてたらガープさん嫌いになりそうwww

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  2. わたしも上の人と同感です。もし入れ替わってたとしたらエースがあまりにもかわいそう。そんなストーリーはワンピースらしくないかな…そうあって欲しくないです。

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