バーソロミュー・くまとジュエリー・ボニーの関係は無縁~なんの関係もない【ワンピース140】

ソルベ王国王太后コニー、ソルベ王国元国王バーソロミュー・くま、ジュエリー・ボニーの関係を特定。涙の理由が判明。
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世界会議レヴェリー編のワンピース908話で、天竜人の奴隷となっている くまがいて、ソルベ王国の元国王と紹介された。一方、ソルベ王国の王太后コニー(約85歳の容姿)が20歳代のこれまでのボニーの姿に戻った。天竜人とくまを目撃したボニー、天竜人のエリアに侵入後は、「許さねェ」と怒りを顕わにし、その後は涙を見せる。

このシーンが掲載された後、ネットでは
A.ボニーはくまの妻
B.ボニーはくまの母
C.ボニーはくまの娘
D.ボニーはくまの姉妹
のようなガセ・デマが蔓延し始めた。

王太后には大きく2つの意味がある。
1.前王の后……これを採用すると誤誘導される
2.現王の母(王妃になったことはない)……これが真相

ここで、1.前王の后だとすると、「A.ボニーはくまの妻」ということになる。しかし、くま(47)に対し、コニー(約85)。成立しないと考えるのが妥当だ。しかし、だからといって、急に「B.ボニーはくまの母」に飛ぶおかしな思考はもっと成立しない。「B.母」は、すでに王太后の定義、1.前王の后、2.現王の母のどちらも満たしていてない。「C.ボニーはくまの娘」「D.ボニーはくまの姉妹」も同様に王太后の定義を無視している。

正確には、くまの兄弟が現王の場合、「B.ボニーはくまの母」は条件付きで成立する。しかし、「B.ボニーはくまの母」説を語る人は、現王の立ち位置を全く語らずに、年齢差だけで母だと決めつけてしまっているのだ。ただ、約85歳の母と47歳の息子の時点で、母息子としても高齢出産だ。

ここで、通念と照らし合わせてもらいたい。くまは逆賊として国を追放された。暴君であっても、本当は名君で政府に王権を剥奪されても同様だ。そんなくまの一族が、ソルベ王国にいられるはずがない。くまは かなり駄目だったけれど、くまの弟や息子が新しい王様なんてことは許されないわけだ。コニーがくまの母(妻でも娘でも姉妹でも同様)だとすると、平然と王族に残れているのはおかしいわけだ。

となると、現王というのは、くまとは無縁の新しい王で、年齢は55歳~65歳程度、王太后コニーは80歳~90歳ということになる。つまり、コニーとくまは無縁の人間ということが導ける。

別の観点だが、普段から老婆が頻繁に失踪していたら王や側近が気付くので、ボニーはコニー本人ではない。世界政府にバレたらどうすんの?

ボニーはコニーの娘だという主張があるが、要するに別人という思考だ。別人ならば、ボニーとコニーが血縁者である必要はない。いかに門番兵をあざむくかだけがポイントとなる。

次に、当チャンネルが見るに、ボニーはくま見て涙を流したわけではないと判断した。潜入後のボニーの行動を追ってみよう。

ロズワード聖が「何という姿に、我が最愛の息子よ」と言う。
●息子という言葉に「……!!」と反応したボニー

●ボニー「まさかいきなり出くわすとは」……くまではなく天竜人に出くわしたので驚いた(出くわすというのは気まずい相手とかに使う言葉、安心できる身内には使わない)

●ボニー「許さねェ!! 絶対に!!!」……この時は怒っている(エース処刑の原因となった天竜人に激怒)

●ボニー「絶対に!!!(2度目)」……この時に涙(エース処刑を思い出して涙)

わざとらしく、くまのコマがボニーの涙の横にあるが、ボニー自身はくまを悲しむ態度ではなく、くまという言葉が一切なく、天竜人に怒り、何かを思い出して泣いたようなシーンだ。一方、サボはくまを憂(うれ)える様子があり、くまの優しい顔を思い浮かべ、くまという言葉が出る。

くまの方はサイボーグなのだから、コニーを認識すべき。無縁だからこそ、お互いに反応がない。

くまを見て涙したわけではないという部分はしっかり固まったとしても、「ソルベ王国コニー」はどう説明するのか? では語ろう。

コミックの12巻106話のシーン。まだビビが仲間になっておらず、ウイスキーピークというバロックワークスの巣窟に麦わらの一味が訪れたシーンだ。

町長の正体は親衛隊イガラム(発声練習をするカール髪の中年男)なのだが、初登場時には「ウイスキーピーク町長イガラッポイ」のように紹介されている。町長という肩書も配役だし、イガラッポイというのはバロックワークスや麦わらの一味などを騙すためのダミーの名前だった。そして、ビビから「イガラム」と呼ばれた時点で、「町長イガラッポイなんて奴はいない」ということが誰にも把握できた。同一人物による自作自演という解釈でもいい。

さて、「イガラッポイ」→「コニー」、「イガラム」→「ボニー」と置き換えてみよう。要するに、コニーというのは番兵を騙すためのボニーの自作自演であって、コニーは実在しないという思考が成立する。

ビッグ・マム暗殺の作戦会議で、シーザー・クラウンは「ギャングスター ガスティーノ」と紹介されていた。しかし、「シーザーの正体はギャングのガスティーノだったんだ!」と思った人もいなければ、双子や親子だと思った人もいない。麦わらの一味を偽るための自作自演だった。ギャングスターという肩書もウソ。どうしてコニーに限って、「ボニーの正体は王太后コニーだったんだ!」となろうか?

「謎の救世主 ナゾムズ」なんてのもあった。
前例が複数あるのだから、誤誘導される読者のセンスが冴えないという段階だ。

他には、モモの助の登場時には「錦えもんの息子 モモの助」のように紹介されており、吹き出しの中の言葉には、なんの真実性もなかった。あくまで読者にその時点で信じて欲しい情報という価値しか無いのだ。

作者が裏に抱えているのは「なぜ門番がコニーを認識していたかのエピソード」となる。
1.末端スタッフ(番兵)に配られた顔名簿にコニーを紛れ込ませていた
2.前日などにボケ老人コニーを番兵に印象づけていた
3.衣装や年齢から、いもしない王太后を門番が勝手に連想した所に「コニーですじゃ」のように名乗る
みたいな、読者へ語るわけにはゆかないエピソードが隠されていると言える。
・末端スタッフも知る有名王族がコニー
という思考は先入観に過ぎず、作者の誤誘導というわけだ。同じく908話には、イム様の手には顔の描かれたリストが幾つもあった。番兵が世界会議に参加する王族や家族の名簿として、顔絵リストを受け取っていることはあり得る。各国の王族の側近なども含めると200人は超えよう。衛兵が王全員の顔、ましてや王の父母まで、リストなしに全部頭に入っているとは考えにくい。事前確認のための「大量のリストがある」は確定的で、そのリストにコニーをボニーが紛れ込ませられるかの話なのだ。いや、リストなしでも通用するような域。

別の視点で語ると、ソルベ王太后のコニーに化けて潜入するとなると、ソルベに迷惑がかかる可能性が高い。ボニーにとって無関係のどうでもいい国だからこそ、ソルベ王太后になりすましたといえる。

結論としては、コニーは実在せず、ボニーはくまを見て泣いたのではなく、奴隷を虐げる天竜人による「最愛の息子」という言葉を聞いて、処刑された息子エースを思い出し泣いたというシーンになる。

エースの母親がボニー(ルージュとは別人)という話は、当チャンネルの主題でもあるので、リンク先をどうぞ。

追記……実はこの情報を公開した後、関連書籍のボニーの項目で「ベガパンクに父を元通りに」というメッセージが記された。「義理の父親」の意味しかないので、誤誘導されないようにどうぞ。最初は無視したくまだが、「そういや、ママの夫に、くまってのがいたな。ベガパンクにクレームだ」程度の話。

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コメント

  1. こんにちは。
    久し振りの更新とても嬉しいです。
    これからも考察を楽しみにしています。

    巷では、シャンクスはシャクヤクとロックスの息子だと噂されていますが、貴方様はどうお考えですか?
    ウィーブルについても何者なのか気になっています。

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    1. シャンクス(39)はレイリーとシャクヤクの息子です。シャクヤクの父がロックスで、ロックスはシャンクスの祖父となります。ロックスというロジャーよりも偉大な海賊に作者が説得力を出すには、ロジャーの父親の位置でしょう。ロックスの息子がロジャー、ロジャーの息子がルフィとなります。

      シャクヤクの父が単純にロックスなのではなく、ロックスはあちこちの女性と子供を作ります。ロジャーの母違いの妹がシャクヤクとなり、甥のシャンクスに麦わらを託すのは妥当です。ギオン(桃兎)も恐らくロックスの娘です。

      ロックスは空島の老婆アマゾンも妻にし、生まれたのが つるとガン・フォール。つるの息子はクザンやドフラミンゴ(紅鶴)。クザンの娘がロビンとなり、ガン・フォールとリンリンの娘がナミ。ギオンとカイドウの息子がギンで、ギンの息子がゾロ。麦わらの一味の何人かは(ともすると全員が)、ロックスの血を引いています。

      ウィーブルについては中間的な結論を語ります。ブルックとバッキンの息子にホグバックがいて、ウィーブルを造ったのは明らかにホグバック。ウィーブルはブルが付くのでブルックの子孫という所まで特定しました。

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  2. こんにちは。お返事ありがとうございます。
    相変わらず凄いですね!
    シャンクスはロックスの息子ではなく孫…!
    ロックスとシャンクスが血縁なら、息子以外に無いという固定観念に縛られない冷静な考察だと思います。
    前回のコメントにいただいた、つるの息子がドフラミンゴという考察も、あれだけつるがドフラミンゴに目を掛けていていて、読者もつるとドフラミンゴは親密な関係だと把握しているのに、誰もそれが親子だなんて不思議と考えない。
    言われてみれば即納得出来るにも関わらず。
    貴方様の柔軟な視点にいつも感服しております。

    ウィーブルの正体…尾田先生の『イケメン』という発言の意味もまだ全く分からないですね;
    それと、私が一番気になっているキャラクターのクロコダイルは今後、元女帝ということが本編で明らかにされるのか、あくまで裏設定扱いにされるのか、女の姿に戻るのか、気になるところです(笑)
    バロックワークスの海賊旗のシンボルも謎のままですし…。
    これからも貴方様の考察楽しみに応援しています!

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    1. ウィーブルの正体をある程度、特定しました。次のリンクをどうぞ。ミス・バッキンの話となります。
      https://matome.naver.jp/odai/2153046564068382001

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    2. リンクありがとうございました!拝見いたしました!
      トレーボルが白ひげの息子って…なんか嫌だな…(T_T)

      ミス・メリークリスマスとMr.4は親子、Mr.1とミス・ダブルフィンガーは兄妹、Mr.3とミス・ゴールデンウィークはオジと姪…Mr.5とミス・バレンタインデーも関係があるのでしょうか?

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    3. 確かに白ひげの息子がトレーボルというのは、抵抗がありそうです。ただ、白ひげの息子がウィーブルという疑惑があるので、トレーボルが対抗の息子として挙がっても、それ程にはひどくないでしょう。

      白い鼻水が証拠というのは、尾田マジックですね。実は近い例があり、ゼフの息子がワンゼ(CP7で海列車でサンジと戦った男)だと堅く考えています。ワンゼは鼻からラーメンを出しますが、ゼフの鼻毛のようなヒゲとイメージが一致し、その姿こそが父息子の証拠です。
      ワンゼの画像は
      https://matome.naver.jp/odai/2152738451980262401?page=2
      でチェックをどうぞ。シュトロイゼン(ゼフの父)の話です。

      Mr.5とバレインタインは父違いの兄妹です。母はボニー(ガープの娘)で一致、Mr.5は火炎系なので赤犬が父親、バレンタインは重力系なので藤虎が父親となります。Mr.5は鼻ほじり男ですが、実はガープの孫の表現だったのです。
      ボニーの隠し子(10人以上発見)については
      https://matome.naver.jp/odai/2151186604540647601
      をどうぞ。

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    4. ありがとうございます。リンク拝見いたしました。
      ワンピースの世界って、性に奔放なのでしょうか(汗)
      海軍の赤犬と藤虎(当時は海軍じゃないですね)がボニーと子作りとか(汗)
      ワンピースの恋愛のみに特化したストーリーが読みたいです(笑)

      あと前から気になっていたのですが、ドフラミンゴとミホークの関係は何だと思いますか?同じミサンガをしてますよね?
      あと、ミホークとドフラミンゴってそんなに年変わらないけど、ミホークはビッグマムと、ドフラミンゴはビッグマムの娘と結婚してる。
      自分が結婚するか娘にさせるかの違いって何なんでしょうね。

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  3. 今更ながら、まとめnaverのクロコダイルの正体の記事を拝見しました。
    そこで質問なのですが、何故クロコダイルが白ひげ海賊団2番隊長で決まりなのでしょうか?
    確かに頂上決戦では白ひげ海賊団の一員として描写されていましたが、アマゾンリリーの女帝をしながら白ひげ海賊団に入れるのでしょうか?
    それに、マルコも黒ひげも白ひげも、クロコダイルがアイルだとは気付かなかったのでしょうか?0巻見る限りでは後ろ姿は女性時代も男性時代も変わらないのに。
    個人的にはクロコダイルが白ひげ海賊団元2番隊長で、白ひげがアイルの帰りをずっと待って欠番にしていたというストーリーだったら嬉しいのですが…どうなのでしょうね。

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    1. コメント拝見しました。
      回答は長文になるので、新しい記事でコメントの回答しました。
      http://anigame-story-truth.blogspot.com/2018/09/blog-post.html

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